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「第15回 OASIS 2010 大阪」に講師作品を出展しました。
大阪OBPツイン21 1F特設大ホール
大阪OBPツイン21 1F特設大ホールで3日間にわたりOASIS展が開催されました。第15回のテーマを「水資源保護」に掲げクリスチャン・ビエ氏によるライブペインティングや実技レクチャーが行われました。
開催初日のオープニングセレモニーの様子です。
右から中野 中氏、長谷川 栄氏、アルフォンソ・ゴンサレス=カレーロ・ゴンサレス氏、クリスチャン・ビエ氏、フィリップ ジャンヴィエ・カミヤマ氏、フランシス・ジャンゴ氏、中馬 弘毅氏、島田 邦雄氏、野口 和男氏によるテープカット。
オープニングセレモニー
講師作品とクリスチャン・ビエ氏
講師作品を深々と見つめる第15回 OASIS 2010 大阪 総合監修(フランス芸術家協会[ル・サロン]名誉会長)のクリスチャン・ビエ氏。
ホテルニューオータニ大阪「鳳凰の間」でのオープニングパーティーの様子。クリスチャン・ビエ氏との記念撮影。
オープニングパーティー
オアシスとは?
大阪の春を彩る芸術祭「オアシス」は、多忙な現代人の心をあらゆる種類のアートで潤す事を開催趣旨として、1996年に生まれました。「社会と美術界の架け橋となる」。これは、この展覧会を企画・運営する株式会社麗人社が掲げている経営理念の第一項です。そこには「国際社会の地球規模の問題に対し、美術が持つ力でいったい何ができるのだろうか?」という問いかけが込められています。回を重ねる毎に「オアシス」の開催趣旨は、この麗人社の経営理念に基づくものへと徐々に変容してきました。この「オアシ ス」での作品発が起点となって、世界最古の公募展であるフランスの「ル・サロン」など、海外でも活躍する芸術家が増えています。しかし、それ以上に「地球・美術・平和」をテーマとする有意義な展覧会としての道を歩み続けているのです。美術作品は美しいだけでなく、作品に込めたテーマや物語から様々な問題提起をします。例えばそれは作品から感じる”自然や平和の大切さ”から生まれる「内省」。そこから「未来への希望」「生きる元気や勇気」「地球人としての自覚」も生じます。言葉は必要ないのです。2005年の第10回展を機に、大阪展と平行して海外に於ける「オアシス」も始まりました。今年2010年はフランス・エヴィアンで開催されます。こうした海外展の開催によって、「オアシス」の趣旨や理念はこれまで以上に世界中に広がっていくでしょう。
参考書籍:(株)麗人社 「第15回 OASIS 2010 大阪」パンフレットより